大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入学試験(外国人特別選考)における出題ミスについて

令和6年2月1日

一橋大学大学院法学研究科

 

大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入学試験

(外国人特別選考)における出題ミスについて

 

令和6年2月1日(木)に実施した、令和6(2024)年度大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入学試験(外国人特別選考)第1次試験(論文試験)において、出題ミスが判明しました。当該ミスの内容と対応について、下記のとおりお知らせいたします。

受験者の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後は適切な策を講じ、再発防止に努めてまいります。

 

1.入試概要

入試区分 法学研究科法学・国際関係専攻 修士課程 外国人特別選考

実施日  令和6(2024)年2月1日(木) 9:00~

出題ミスのあった科目 社会科学の基礎学力をためす論文試験

該当設問 問題I

 

2.出題ミスの内容

問題文に記載した出典について、下記のとおり記載の誤りがあった。この誤りにより、問題I 問2および問3の解答に支障が出た可能性がある。

 

 誤: 問題Ⅰ 次の文章(川嶋四郎『日本史のなかの裁判 日本人と司法の歩み』法律文化社、二〇二二年より抜粋)を読んで、次の問に答えなさい。

 正: 問題Ⅰ 次の文章(岡倉天心(桶谷秀昭訳)「茶の本」(原題『THE BOOK OF TEA』一九〇六年、米国フォックス・ダフィールド社初出)同『岡倉天心全集第一巻』一九八〇年、平凡社より抜粋)を読んで、次の問に答えなさい。

 

3.出題ミス発見の経緯

試験後の学内教員からの指摘による。

 

4.出題ミスへの対応

  当該ミスによって、結果的に問題I 問2および問3の解答ができなくなる可能性があると判断し、これら2問について全員を満点とする扱いとした。当該部分を正解とする判定会議を実施し、出題ミスによる合否判定の影響はなかった。

 

5.出題ミスの発生原因と再発防止について

  試験問題の作成にあたっては出題教員1名の作成した試験問題をもとに法学研究科事務室において問題用紙の作成・印刷を行ったが、この段階でミスが発生した。その後、複数の試験担当教員によるチェックを行ったが、発見することができなかった。

  今回のミスの原因を分析したうえで、今後は試験問題作成およびチェック体制の強化を行い、対策を徹底するとともに再発防止に努めていく。

 

【本件に関する問い合わせ先】

一橋大学大学院法学研究科事務室  E-mail:law-km.g@ad.hit-u.ac.jp