修士ダブルディグリー・プログラム
1.プログラム概要
①プログラムスケジュール
本プログラム参加者は、法学研究科修士課程への入学後、4月~8月まで一橋大学で学修します。その後、9月からの1年間を中国人民大学または国立台湾大学で学修し、帰国後の9月~3月を一橋大学で学修します。
学年 | 1年次 | 2年次 | ||
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学修期間 | 4月~8月 | 9月~翌3月 | 4月~8月 | 9月~翌3月 |
学修場所 | 一橋大学 | 中国人民大学 国立台湾大学 (上記のうち1校) |
中国人民大学 国立台湾大学 (上記のうち1校) |
一橋大学 |
②必要単位数
■一橋大学
修了要件 | 30単位(演習及び研究指導含む) 修士論文審査及び最終試験合格(単位付与なし) |
取得可能学位 | 修士(法学) |
*修了必要単位数30単位のうち、最大15単位分まで人民大学または台湾大学で修得した単位を認定することが可能です。
■中国人民大学
修了要件 | 34単位 修士論文審査及び最終試験合格(単位付与なし) |
取得可能学位 | 法学修士(J.M.、LL.M.または中国法LL.M.) |
*留学中取得した単位数が人民大学修了要件を満たさない場合、一橋大学復学後に取得した単位については、単位互換可能。但し、履修科目に条件あり。
■国立台湾大学
修了要件 | 24単位 修士論文審査及び最終試験合格(単位付与なし) |
取得可能学位 | 法学修士 |
*一橋大学での取得単位数中、12単位を上限として、単位互換可能。
但し、履修科目に条件あり。
※各大学の修了要件は年度によって変更することがありますので、それぞれの大学に確認してください。
2.参加要件
本プログラム参加推薦を受けるためには、以下の要件を全て満たしている必要があります。
■中国人民大学
対象者 | ・一橋大学大学院法学研究科修士課程入学者。ただし、国際関係論、国際関係史、法言語論、グローバル・ネットワーク論を専攻する学生を除く。 ・本プログラムの期間中に行われる留学に必要な費用を確保することができること。 ・十分な英語能力。ただし、中国語LL.M.コース以外のコースに参加する場合は、HSK6級以上の中国語能力があること。 |
国籍 | 制限あり 中国本土・台湾、香港または澳門の居民(resident)でないこと。 |
派遣人数 | 5名以下 |
■国立台湾大学
対象者 | ・一橋大学大学院法学研究科修士課程入学者。ただし、国際関係論、国際政治史、法言語論、またはグローバル・ネットワーク論を専攻する者を除く。 ・本プログラムの期間中に行われる留学に必要な費用を確保することができること。 ・中国語の会話および読み書きが堪能であること。 |
国籍 | 制限なし |
派遣人数 | 5名以下 |
3.学費と諸費用
一橋大学から中国人民大学、台湾大学に派遣される学生は、留学先大学で学修している間も一橋大学に在籍し、学修の期間中、授業料その他の費用を一橋大学に納付します。一方、留学先大学は、一橋大学からのダブルディグリー参加学生の入学試験料、入学料、授業料を免除します。
4.その他
本プログラムの参加者は、留学中の大学寄宿舎の入居支援、および日本と中国・台湾の奨学金申請のための支援を受けられます。
5.参加方法
本プログラムに参加するには、一橋大学大学院法学研究科修士課程選抜試験に合格し、その後、研究遂行能力・語学能力その他について選考を受けて採用される必要があります。
※出願方法等詳細は、「募集要項」をご参照ください。
6.本プログラムに関する問い合わせ先
一橋大学大学院法学研究科共同研究室
E-mail:law-kk@ad.hit-u.ac.jp