博士課程所属学生の紹介 Our PhD Students

※希望した学生のみ、提供された情報を掲載しています。


基礎法 国際法 ・国際関係 刑事法 企業法・経済法 公法 民事法 

 

基礎法

萩原 隆太 HAGIWARA Ryuta
中国法 研究テーマ: 香港における「法治」の変容
キーワード: 香港基本法、民主、法治、「一国二制度」、社会運動
修士論文題目: 香港における「法治」の変容―立法会宣誓事件を事例に
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英語(実務・研究遂行可能)、中国語(実務・研究遂行可能)

鄭 コイン ZHENG Haoying
中国法 研究テーマ: 中国における政府情報公開と個人情報保護についての研究
キーワード: 政府情報公開、個人情報保護、AI法規制、情報信託
修士論文題目: 中国における政府情報公開についての研究
researchmap 中国語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)
山田 浩成 YAMADA Kosei

中国法

研究テーマ: 現代中国における「民事責任」の位置付けと内容の解明
キーワード: 現代中国法、環境そのものの損害、環境の修復、民事責任、国家所有、秩序の戒律モデル
修士論文題目: 中国の環境公益訴訟制度に関する研究―その目的と現状―
researchmap 英語、中国語(普通話)
  【自己紹介】

(留学)中国人民大学法学院交換留学、キャンパスアジア「東アジア『ユス・コムーネ』(共通法)形成にむけた法的・政治的認識共同体の人材育成」、2015年9月~2016年6月中国人民大学法学院法学碩士課程(環境資源保護法専攻)、修士ダブルディグリープログラム、2018年9月~2019年6月
(職歴)ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 研究員(2022年4月~現在)

北谷 昌大 KITATANI Masahiro
西欧法制史 研究テーマ: 近世ドイツにおける法学識者の「軍法」論
キーワード: 法制史 法学史 ドイツ史 軍法史
修士論文題目: 16世紀半ばの法学識者の「軍法」論 ―ユスティン・ゴープラー『諸法鑑』を例に
researchmap 英語、ドイツ語、ラテン語
丁 勇駿 DING Yongjun
中国法 研究テーマ: 社会主義国家における行政と司法の関係
キーワード: 歴史制度論 中国行政訴訟法 司法独立 陳情 中央地方関係 地方政策過程 法社会学
修士論文題目: 中国における地方政府と司法の関係——信訪制度と行政訴訟法の改正の過程からみる——
  中国語(母語)、日本語、英語
 

【自己紹介】

(資格)中国司法試験に合格
(職歴)中国弁護士 勤務経験

 

国際法 ・国際関係

元山 仁士郎 MOTOYAMA Jinshiro
国際関係史 研究テーマ: アジア冷戦における米核戦略と沖縄基地
キーワード: 冷戦、日米関係、米軍基地、沖縄
修士論文題目: 日米による基地の共同使用化 ―在日米軍基地の整理統合計画と 沖縄施政権返還に伴う自衛隊配備に焦点を当てて 1968〜1973―
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英語(実務・研究遂行可能)

 

【自己紹介】

1991年、沖縄出身。国際基督教大学教養学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修了。法政大学沖縄文化研究所奨励研究員。シンクタンク・新外交イニシアティブ(ND)研究員。公益財団法人日本人事試験研究センター 研究補助員。認定NPO法人ヒューマン・ライツ・ナウアドバイザー。
論文に、「米中接近における沖縄ファクターの検討―米国の対中作戦計画と中国の不干渉」(『国際政治』209号、2023年3月)。
沖縄基地問題への関心から、日米外交・安全保障分野の歴史学研究に取り組んでいる。

大谷 壮生 OTANI Takeo
国際関係論 研究テーマ: 構造変動期における国際紛争要因としての地位動態とその承認
キーワード: 国際政治、国際社会、新興国、地位、承認、日韓関係、東アジア歴史認識問題
修士論文題目: 国家間対立の間主観的起源――「地位」と「承認」概念による日韓対立メカニズムの再構成
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崔 仁赫 CHOE Inhyuk
国際関係論

研究テーマ: 日本の国会議員はどのような条件の下で、日本と領土紛争、もしくは歴史認識問題を抱えている外国について敵対的もしくは友好的に発言する傾向があるのか。

Under which conditions do members of the National Diet tend to speak hostilely or favorably about countries with which Japan has territorial conflicts or issues related to historical recognition?

キーワード: 国際関係、議会、発言、選挙、領土、歴史認識
修士論文題目: 日本の政治家の韓国に対する強硬な発言の要因:議会における国会議員の発言を中心に

researchmap 韓国語(ネイティブ)、日本語(実務・研究遂行可能)、英語(実務・研究遂行可能)
 

【自己紹介】

国会議員が国際関係において持つ影響力の大きさを認識し、私の研究は、日本の国会議員が領土紛争や歴史認識問題を抱える外国について、敵対的または友好的な発言を行う条件に焦点を当てています。定量的なデータを用いて、発言した議員の選挙結果、政党支持率といった日本国内の変数と、議会における議員の外国についての発言がどのような関係性を示しているかを分析し、明らかにすることを目指しています。

私は韓国出身で、一橋大学の学部に入学し、修士課程を経て博士課程に所属しています。日本での留学経験を通じて、日本の政治文化と社会背景を深く理解してきました。韓国陸軍での兵役経験があり、海岸警戒作戦と迫撃砲の運用に携わっていました。修士課程時代から現在に至るまで、学部および研究科の授業でTAを務め、研究科でRAも担当してきました。

キム・クリストファー KIM Chrystopher
国際関係論

Research question: Liberty Beyond Borders: Origin and Formation of Great Power Interest
Keyword: US Foreign Policy, Great Power, National Interest, Neoclassical Realism, Military Conflicts, Interventions, Political Myth, Presidential Doctrine
Title of Master’s Thesis: Potential Escalation Problems in a Sino-Japan Conflict (Hitotsubashi University)

Nationalism: the Media, State, and Public in the Senkaku/Diaoyu Dispute (Naval Postgraduate School)

researchmap English (Native), Japanese (Capable of performing practical work and research)
 

【Introduction】

Acknowledging the amount of influence a great power wields in the international system, my research is focused on the origin and formation of great power interests. Employing both historical and quantitative evidences, I demonstrate how presidential doctrines were used as a specific type of political myth to form a state-level ideology, which were used to mobilize the population and legitimize the use of force abroad. In doing so, elites were bound by the same state-level ideology due to the need to maintain consistency in their foreign policies, forming a hierarchy of great power interests and limiting the range of choices regarding military interventions. By applying the framework to both current great power (i.e. the United States) and the upcoming great power (i.e. China), I aim to present a way forward for the middle powers such as Japan and South Korea to ensure their own security.

I am a former US military officer, with specializations in cyber security and international relations. I also hold multiple IT certifications such as the Network+, Security+, and CISSP. My research interests run wide, from cyber security, cyber cooperation, Far East Asia regional security, territorial disputes, nationalism, great power behaviors, IR theory, and military interventions.

毛利 陽人 MORI Haruto
国際法 研究テーマ: 国際裁判機関による国際法の体系化
キーワード: 国際法 国際裁判 国際法の断片化 裁判手続 条約法 礼譲・敬譲 裁判官対話
修士論文題目: 国際裁判におけるLis Pendens法理の適用可能性―国際裁判機関の権限整序の一手段として―
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日本語(ネイティブ)、英語(研究遂行可能)、フランス語(基礎)

児玉 千佳子 KODAMA Chikako
国際関係論 研究テーマ: 市民的抵抗と権威主義支配の関係性、体制変動への影響
キーワード: 民主主義、権威主義、体制変動、市民的抵抗
修士論文題目: Nonviolent Civil Resistance and Political Change in Autocracies 
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日本語、英語

 

【自己紹介】

Chikako Kodama has more than 20 years of experience in democratic governance, civil society support and peacebuilding in Asia and the Arab States. She has held various positions in the UN system, including the United Nations Development Programme (UNDP) and the Office of the Resident Coordinator. Her most recent assignment was in Cambodia, where she served as UNDP’s Chief Technical Advisor on Governance from 2020 to 2023. Prior to joining the UN, she worked for the Japanese Ministry of Foreign Affairs. She has recently co-authored the report “Aligning values and interests: Japanese and Australian democracy support in the Pacific and Southeast Asia”. 

三百苅 拓志 SAMBYAKUGARI Hiroshi
国際関係史 研究テーマ: 冷戦後の日米同盟
キーワード: 安全保障、日米同盟、防衛政策、日米防衛協力 
修士論文題目: 日米安全保障協議委員会(SCC)のプロセス―『2 プラス 2』の質的変化を中心に
researchmap 日本語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)
 

【自己紹介】

2006年に中央大学総合政策学部卒業、防衛省海上自衛隊に入隊。主に護衛艦部隊にて勤務し、2009年にインド洋派遣活動に従事。2011年に海上自衛隊を退職。2013年に防衛大学校総合安全保障研究科特別研究員、2015年に同前期課程修了。平和・安全保障研究所研究員、2019年11月から2023年9月まで笹川平和財団安全保障研究グループ研究員、2023年4月から一橋大学法学研究科博士後期課程に在籍中。近著は、「『2+2』の質的変化による日米同盟強化への影響──90年代から新『日米防衛協力のための指針』策定まで」『国際政治』206号、2022年3月、117-132頁。など。

シャシカマル コディテュワック SHASHIKAMAL Kodithuwakku 
国際関係論 Research question: The Stagnation of Small Powers: Analyzing Sri Lanka’s Foreign Policy in the Context of Major Power Rivalry in the Indo-Pacific
Keyword: Foreign Policy, Small Powers, Indo-Pacific
Title of Master’s Thesis: The Soft Power as a tool of Indian Foreign Policy
researchmap Sinhalese (Native Speaker), English(Professional Level), Japanese (Basic Level), Tamil(Basic Level)
 

【Introduction】

With a robust academic background in International Relations and Law, combined with hands-on experience as a Political Specialist at the Embassy of Japan in Sri Lanka, I bring a unique perspective to the intersection of diplomacy, policy analysis, and international law. My journey has been fueled by a deep interest in the dynamics of South Asia, soft power diplomacy, and Human Security, as reflected in my numerous research publications and conference presentations.

My motivation stems from a desire to contribute to global peace and development through effective policy-making. Study abroad experiences, such as participating in the Ship for the World Youth Program, organized by Government of Japan and the South Asian Youth Environment Conclave, organized by the Government of India have expanded my worldview and strengthened my cross-cultural communication skills. Additionally, my volunteer work in education and environmental initiatives underscores my commitment to sustainable development and social equity.

With professional qualifications as an attorney-at-law and a track record of academic and professional accomplishments, I am driven to apply my expertise in roles that involve research, diplomacy, and fostering international cooperation.

 

刑事法

戸田 彩織 TODA Saori
刑事法 研究テーマ: 無期刑・終身刑受刑者の仮釈放
キーワード: 無期刑、終身刑、不定期刑、仮釈放、刑事政策、イギリス法、ヨーロッパ人権裁判所
修士論文題目: 無期刑受刑者の仮釈放における社会感情の考慮の問題ーイギリスにおける無期刑受刑者の仮釈放の展開を参考にー
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日本語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)、ドイツ語(基礎)、フランス語(基礎)

 

【自己紹介】

留学経験等:
イギリス・ロンドン大学アジア・アフリカ研究院(学部交換留学)(2017年8月~2018年6月)
イギリス・ノッティンガム大学(Visiting PhD Researcher) (2022年5月~2023年4月、日本学術振興会若手研究者海外挑戦プログラム)

 

趙 悦陽 ZHAO yue yang 
刑法 研究テーマ: 日中米の死刑適用基準の比較研究
キーワード: 死刑、死刑適用基準、死刑の比較研究、米国死刑法
修士論文題目: 日中死刑適用基準の比較研究
researchmap 中国語(ネイティブ)、日本語(実務・研究遂行可能)、英語(実務・研究遂行可能)
 

【自己紹介】

2016年 中国司法試験合格。

業績:
「日中両国の死刑適用基準の比較研究――同じ死刑存置国なのに、なぜ中国の死刑適用が多いのか――」『一橋法学』23巻2号。
「一般没収の倫理的な分析」『刑事政策論壇』(中国)第五輯。 

その他:
一橋大学法学研究科 RA リサーチ・アシスタント(2022 年 7 月~2023 年 1 月)
一橋基金(2023.9-2024.3)。

 

真鳥 爽 MATORI So
刑法 研究テーマ: 自由意志論からみた刑事責任論
キーワード: 刑法 刑事責任論 アメリカ法 分析哲学 決定論 自由意志論
修士論文題目: 決定論に基づく刑事責任論の可能性
researchmap 英語、ドイツ語
 

【自己紹介】

アメリカ(テキサス大学オースティン校、一ヶ月、語学留学)

 

柯 郁芸 KE Yu-yun
刑事学 研究テーマ: Restorative Justice の本質論について
キーワード: RJ、修復的司法、修復的正義、社会内処遇
修士論文題目: 修復的正義におけるコミュニティの役割について
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中国語(ネイティブ)、台湾語(ネイティブ)、日本語(実務・研究遂行可能)、英語(実務・研究遂行可能)

 

【自己紹介】

台湾国費留学奨学金(2023年~)

台湾法テラス日本訪問通訳(2023年)

史 訓傑 SHI Xunjie
刑法 研究テーマ: 過失犯における責任主義と予見可能性
キーワード: 過失犯 予見可能性 監督過失
修士論文題目: 大規模事故における刑事過失責任のあり方ー危惧感説の再検討を契機にー
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日本語(実務・研究遂行可能)、ドイツ語(基礎)

 

 

【自己紹介】

留学経験:一橋大学法学部(交換留学)2019年4月〜2019年8月

Love and Peace

 

企業法・経済法

南 亮一 MINAMI Ryoichi 

知的財産法 研究テーマ: 著作権法における文献複写に関する権利制限規定の沿革
キーワード: 著作権法、権利制限規定、複写、図書館サービス
修士論文題目:
researchmap 日本語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)、フランス語(実務・研究遂行可能)、ドイツ語(基礎)、韓国語(基礎)
 

【自己紹介】

文化庁著作権課における2年弱の法改正従事の経験、図書館における複写サービスの実務経験、図書館関係団体の著作権委員会委員としての調査研究、原稿執筆、講演等の経験、著作権制度に関する調査研究の経験、外国の法制度の動向に関する調査経験を活かし、図書館サービスと著作権制度についての調査研究を長年行っています。大学院博士後期課程では、その集大成として、内外の関係規定の由来や変遷を明らかにし、今後の法制度改善に資することができればと考えております。

 

公法

 岡田 聖貴 OKADA Kiyotaka 
憲法 研究テーマ: 研究テーマ:違憲審査と社会通念、国民意識
キーワード: アメリカ憲法、司法審査、判決における世論の援用
修士論文題目:死刑の憲法適合性判断における世論の援用とマーシャル仮説
researchmap 英語、フランス語
極山 大樹 KIWAYAMA Daiki
憲法 研究テーマ: 利益代表および市民の代表の研究
キーワード: 憲法、フランス憲法、利益代表
修士論文題目:デュギの法治国家における違憲立法審査権の必要性
researchmap 英語、フランス語(実務・研究遂行可能)
 

【自己紹介】

日本が受容してきたフランスの伝統的な国民代表像とは異なる国民代表像に着目し、研究を行っております。
その中でも利益代表および市民の代表の理論的基礎・制度構想の検討を課題としております。 2024年4月から日本学術振興会の特別研究員となり、2024年9月からフランスのパリ・ナンテール大学で在外研究をしております。

山井 聡也 YAMAI Satoya
憲法 研究テーマ: フランスにおける憲法裁判の動態
キーワード: 憲法裁判 違憲審査 権力分立
修士論文題目:判例における司法審査の外延と中核(一橋ローレビュー6号掲載、査読有)
researchmap 日本語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)、フランス語(実務・研究遂行可能)、ドイツ語(基礎)
 

【自己紹介】

私は、憲法裁判について研究しており、フランスにおける憲法裁判の動態を研究しております。特に、憲法ブロック論、憲法法源論、憲法化などを研究しております。他方、日本の司法審査に関する判例分析として「判例における司法審査の外延と中核」(一橋ローレビュー6号(2024年))を公表しております。

また、私は、一橋大学法科大学院を卒業後、法学研究科博士課程に入学しました。そのため、他の法分野と憲法学との交錯の観点から研究することを模索しております。一例として、第11回一橋大学憲法判例研究会(場所:一橋大学、2024年2月18日)において、「文化助成における司法の役割――「宮本から君へ」助成金不交付決定上告審判決――」を報告しました。
今年度は、高知大学人文社会学部にて「憲法Ⅰ」を担当し、明治学院大学において特別TAとして全法分野の質問に答えております。

柴田 泰和 SHIBATA Taito
憲法 研究テーマ/Research question:近代国家と身体/The Modern State and Human Body
キーワード/Keyword:身体の自由 人身保護令状 身体の純一性 奴隷 政治的身体/personal liberty  habeas corpus  bodily integrity  body politic
修士論文題目/Title of Master’s Thesis:Examining natural law theory in the context of the Irish constitutional tradition
researchmap 日本語(ネイティブ)、英語(ネイティブ(IELTS Overall 7.0/ 2023年12月取得))
 

【自己紹介】

学士課程修了後、アイルランドのTrinity College Dublin, The University of DublinのLL.M.課程に進学しました。
また、LL.M.修了後は、日本の企業の法務部にて、2年間の法務経験(主に、企業法務と「ビジネスと人権」分野)を積みました。
現在は、身体論から憲法を研究しています。

 

民事法

江 臨風 JIANG Linfeng 
民法 研究テーマ: フィンテックの発展を背景とした中国の適合性原則の位置付け
キーワード: 民法、適合性原則、消費者法、損害賠償責任、フィデューシャリーデューティー、ロボアドバイザー
修士論文題目:中国における適合性原則
researchmap 中国語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)、日本語(実務・研究遂行可能)

 

髙木 隆文 TAKAGI Takafumi
民法 研究テーマ: 契約一部不適合における救済手段の制度間比較
キーワード: 追完に代わる損害賠償・修補に代わる損害賠償・債権法・民法・法哲学
修士論文題目:追完に代わる損害賠償における追完の催告の要否(法科大学院在学中に履修した「法学研究基礎」における成果物)
researchmap 英語、ドイツ語
バトホヤグ・ホンゴルゾル BATKHUYAG Khongorzul
国際私法

研究テーマ/Research question:ハーグ子奪取条約における「子の常居所」及び「子の異議」の解釈論/

The Interpretation of “Children’s Habitual Residence” and “Children’s Objections” under the Hague Child Abduction Convention 
キーワード:国際私法、ハーグ子奪取条約、児童の権利条約、子の最善の利益、子の意見表明権、子の常居所
修士論文題目/Title of Master’s Thesis:ハーグ子奪取条約における「子の意思」―児童の権利条約がハーグ子奪取条約に与えた影響―/
“The Views of a child” under the Hague Child Abduction Convention: The impact of the Convention on the Rights of the Child on the Hague Child Abduction Convention

researchmap モンゴル語(ネイティブ)、日本語(実務・研究遂行可能)、英語(実務・研究遂行可能)、フランス語(基礎)
 

【自己紹介】

私はモンゴルで法学部を卒業し、裁判所の職員として勤務しながら実務経験を積み、司法試験にも挑戦し、合格できました。その過程で、法学の知識をさらに深め、社会の基盤である法制度の改善や発展に貢献したいと思うようになりました。そんな中、幸いなことに日本で法律の勉強をする機会をいただきました。
日本での留学経験は、私の研究および教育に対する視野を大きく広げてくれました。また、異文化の中で生活し、学ぶことで、多様な視点を持つことの重要性を実感しました。勉強を進める中で、国際社会において異なる法制度がどのように相互作用し、調和を図っているのかに対する興味が強まり、とりわけ、子の福祉や権利の保護に関する問題を国際的な視点から探求することに強い関心を抱くようになりました。
今後は、これらの分野において学術的にも実務的にも貢献し、子どもたちの権利が適切に守られる社会の実現に寄与できる研究者を目指しております。

李 素芳 LI Sufang
民法 研究テーマ: 居住者の居住利益を確保するための日中不動産無償利用権に関する考察
キーワード: 不動産無償利用権、使用貸借、配偶者居住権、契約の終了事由
修士論文題目:不動産における人役権制度の立法論的考察
  北京語(ネイティブ)、広東語(ネイティブ)、日本語(実務・研究遂行可能)、英語(実務・研究遂行可能)、ドイツ語(基礎)
渕山 嵩央 FUCHIYAMA Takao
民法 研究テーマ: 監督義務者責任の検討を通した第三者との関係における親権者像の解明
キーワード: 民法 不法行為法 家族法 ドイツ法 監督義務者責任 親権
修士論文題目:「親権者の行う監護についての注意義務―不適切な監護に基づく子から親への損害賠償請求を題材に―」(リサーチペーパー:法科大学院在学中に履修した「法学研究」の成果物)
researchmap 日本語(ネイティブ)、英語(実務・研究遂行可能)、ドイツ語(実務・研究遂行可能)
 

【自己紹介】

一橋大学次世代研究者挑戦的研究プログラム「『The Bridge to the Future』一橋大学博士イノベーション人材育成プロジェクト」支援学生