2025年度⼊試(2024年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入学試験の制度変更について

2025年度⼊試(2024年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入学試験の制度変更について

2023年6月28日

一橋大学大学院法学研究科

 

本研究科では、近年の⼊学志願者の傾向およびパンデミック等への対応を踏まえ、より多面的・総合的な評価を実現し、受験負担を軽減するため、2025年度⼊試(2024年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入学試験について、下記のとおり変更します。

 

 

  1. オンライン口述試験の導入:一般選抜及び外国人特別選考の第2次試験において実施してきた、一橋大学キャンパスでの対面による口述試験を廃止し、オンラインでの口述試験に改めます。

 

  1. 外部語学試験結果の採用:一般選抜の第1次試験(一橋大学キャンパスでの教場筆記試験)において実施してきた外国語試験と論文試験のうち、外国語試験を廃止します。これに伴い、従来の出願書類に加えて、過去2年以内の外部語学試験の試験結果の提出を求めます。出願時に、以下のいずれかを提出してください。但し、出願者の母語以外の語学を選択してください。
    • 英語: TOEFLまたはIELTSの試験結果のコピー(CEFR B2相当以上)
    • 独語:TestDaFまたはゲーテ・ドイツ語検定試験の試験結果のコピー(CEFR B2相当以上)
    • 仏語:DELF(フランス語学力資格試験)/DALF(フランス語上級学力資格試験)またはTCF(フランス語学力テスト)の試験結果のコピー(CEFR B2相当以上)
    • 中国語:HSK(中国漢語水平考試)または中国語検定試験(中検)の試験結果のコピー(CEFR B2相当以上)

 

注)上記以外の外部語学試験結果でも提出を受け付ける場合があります。ただし、次の語学試験は対象外です:TOEIC、実用英語技能検定(英検)、実用フランス語技能検定試験(仏検)、ドイツ語技能検定試験(独検)

 

  1. 第1次試験免除申請制度の導入:一般選抜及び外国人特別選考に、第1次試験(一橋大学キャンパスでの教場筆記試験)免除申請制度を導入します。
    • 同制度に基づいて出願する場合、通常の提出書類に加えて、既卒者は卒業論文、卒業予定者は卒業論文草稿をライティング・サンプルとして提出してください。卒業(予定の)学部が卒業論文を課していない場合や、既卒者で出願時に学部卒業後1年間以上を経ている場合は、卒業論文(草稿)に準ずる他のレポート等をもってライティング・サンプルとして提出することを認めます。但し、ライティング・サンプルが日本語・英語以外の言語で書かれている場合は、原文と日本語もしくは英語の翻訳の両方を提出してください。
    • 同制度に基づいて出願した場合、事前の書類審査により第1次試験免除の可否を決定します。書類審査に合格した出願者は、第1次試験を受けることなく、第2次試験(オンラインでの口述試験)を受けることとなります。なお、書類審査で不合格となった場合は第1次試験を受験してください。
    • ここでの第1次試験とは、一般選抜については論文試験、外国人特別選考については論文試験(「社会科学の基礎学力をためす論文試験(日本語)」及び「専攻科目に関する論文試験(日本語)」)を指します。

 

 

以上の変更の結果、一般選抜及び外国人特別選考において、第1次試験免除申請制度で書類審査に合格した出願者は、入学試験がオンラインで完結することとなります。

 

以上