グローバル・ロー研究センター国際シンポジウムを開催します(2018年2月15日)
グローバル・ロー研究センター国際シンポジウムを開催します(2018年2月15日)
「移動の自由――足による投票と政治的自由」
(Free to Move: Foot Voting and Political Freedom)
講演者 :イリヤ・ソミン(米国 ジョージ・メイソン大学)
コメンテーター:森村 進 (一橋大学法学研究科教授)
只野雅人 (一橋大学法学研究科教授)
田村哲樹 (名古屋大学大学院法学研究科教授)
“連邦制国家において人々は自分の住む州や自治体を選ぶことによって、足による投票ができる。また国際的に、移民は移住によって自分が住みたいと思う政府の形態を選んでいる。さらに民間セクターにおいても、人々は自分が購入したい財やサーヴィスを足による投票によって選ぶことがある。足による投票のこれら三形態は、すべて政治的自由を増進させるから拡大されるべきである。”
このような「足による投票」を通じての政治的自由の増進というソミン教授の見解について、法哲学、憲法学、政治学の各立場からのコメントを踏まえ、学際的に検討します。
日 時 平成30年2月15日(木)13:30
場 所 一橋大学如水会百周年記念インテリジェントホール(一橋大学国立西キャンパス) 会場までのアクセス地図: http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/access.html
言 語 英語(質疑については通訳あり)
参加費 無料
参加申込 参加をご希望の方は、こちらの申込フォームよりお申込みください。
https://hrs.ad.hit-u.ac.jp/v33/entries/add/100
※なお、予定等変更になることもございます。ご了承ください。
お問い合わせ:一橋大学法学研究科国際セミナー事務局 e-mail:law-s@law.hit-u.ac.jp
【講演者紹介】
イリヤ・ソミン(Ilya Somin)
1973年旧ソヴィエト連邦生まれ、幼少時にアメリカ合衆国に移住し、アマースト・カレッジ、ハーヴァード大学(修士)、イェール・ロー・スクールを卒業。現在ヴァージニア州のジョージ・メイソン大学ロースクールで憲法などを教えている。
著書としてはDemocracy and Political Ignorance: Why Smaller Government is Smarter (Stanford University Press, 2013, second ed., 2016)(初版の邦訳『民主主義と政治的無知――小さな政府の方が賢い理由』森村進訳、信山社、二〇一六年)、The Grasping Hand: Kelo v. City of New London and the Limits of Eminent Domain (The University of Chicago Press, rev. ed., 2016)、Eminent Domain: A Comparative Perspective (Cambridge University Press, 2017(co-editor))などがある。
※チラシは【こちら】からご覧ください