2018年度から、一橋大学大学院法学研究科・中国人民大学法学院間の修士ダブル・ディグリー・プログラムがスタートします

2018年度から、一橋大学大学院法学研究科・中国人民大学法学院間の修士ダブル・ディグリー・プログラムがスタートします

■両大学のダブル・ディグリー・プログラムに参加することで、一橋大学の修士課程の学生は、最短2年間で、一橋大学と中国人民大学の二つの法学修士号を取得することができます。■

 

 2017年6月17日に中国人民大学法学院で、一橋大学法学研究科・中国人民大学法学院修士ダブル・ディグリー協定が締結されました。(中国人民大学のサイトは【こちら】)

 

 

 調印式には、一橋大学から葛野尋之教授(法学研究科長)、青木人志教授(中国交流センター代表、前法学研究科長)、王雲海教授、酒井太郎教授(教育研究評議員)、賈申氏(中国交流センター代表助理)ほかが参加し、中国人民大学から、韓大元教授(法学院長)、時延安教授(法学院副院長)、杜焕芳教授(法学院副院長)、楊建順教授(一橋大学法学博士)、徐飛氏(外事弁公室)ほかの方々が参加して、葛野研究科長と韓大元院長が協定書に署名を行いました。

 

 

 本協定の締結により、一橋大学の大学院法学研究科の修士課程で法律学を専攻する人は、一橋大学の在学期間中、中国人民大学に1年間留学し、両大学院所定の単位を修得するとともに、日本帰国後に修士論文を執筆してこれを双方の大学に提出し、学位の審査を受け合格すれば、一橋大学と中国人民大学の双方から修士学位を取得することができるようになりました。最短2年で、両大学の修士学位を取得することができるのです。

 

 本協定に基づくプログラムは、2018年4月以降に入学する学生を対象として、2018年度から実施される予定です。

 

 中国人民大学法学院には、中国語により教授される修士課程プログラムのほか、英語によるプログラム(中国法LL.Mコース)があります。十分な中国語能力を備えていない方でも、本プログラムに参加することができます*。

 

(* 中国人民大学の中国語の修士コースに参加する場合には、漢語水平考試〔HSK〕6級以上が必要です。)

 

 また、本プログラムに参加する方は、一橋大学に授業料を納付するだけでよく、留学中の授業料を中国人民大学に支払う必要はありません。留学中の生活費は自己負担ですが、中国人民大学の寄宿舎に住むことができます。

 

 プログラムには参加条件があります。参加の条件その他、一橋大学・中国人民大学の修士ダブル・ディグリー・プログラムに関する詳細は、笠井(law-kk.g@dm.hit-u.ac.jp)までお問い合わせください。