日本では、本年5月から裁判員裁判が始まりました。韓国では、2008年から国民参与裁判制度が始まっています。中国では中華人民共和国建国以来の人民陪審員制度を改めて活性化する動きがあります。東アジア3国でのこのような刑事司法への市民参加の流れは、何を意味しているでしょうか。3国には、どんな共通性と違いとがあるか、そこに社会と法文化の特徴が現れているか、そこからどんな示唆が読み取れるか、探りたいと思い、法学研究科アジア研究教育拠点事業では、11月7日(土)と8日(日)の両日、一橋大学国立キャンパスにて、「東アジアにおける市民の刑事司法参加」と題した国際セミナーを開催いたします。ご関心のある方々のご参加を歓迎いたします。(事前申込をお願いいたします。)
主催: 一橋大学大学院法学研究科、中国人民大学法学院、釜山大学校法科大学 共催: 法文化学会 日程: 2009年11月7日(土) - 8日(日) 会場: 一橋大学 国立東キャンパス マーキュリータワー7階 統一主題: 東アジアにおける市民の刑事司法参加 総合司会: 後藤昭(一橋大学大学院法学研究科教授) 言語: 日本語への通訳付
本セミナーは、日本学術振興会の委託に基づき、一橋大学大学院法学研究科が5年間にわたって実施するアジア研究教育拠点事業「東アジアにおける法の継受と創造-東アジア共通法の基盤形成に向けて-」(2007 - 2011)の第3年度の企画として開催するものです。
参加申込(参加無料、ただし懇親会は会費制になります。)
本セミナーに参加ご希望の方は、お名前、ご所属、連絡先電話番号(任意)、加えて懇親会の参加の有無をお書き添えのうえ、電子メールにて cj00029@srv.cc.hit-u.ac.jp 宛に、10月30日(金)までにお申し込み下さい。
第1セッション 11月7日(土) 9:00 - 12:30 「刑事司法参加制度の生成―法継受の側面と創造の側面―」 村岡啓一「裁判員制度とその誕生-法の継受と創造の観点から-」 閔永盛「国民参与裁判制度の概要と成立の経過」 陳衛東「中国における陪審制の歴史的歩み」 出口雄一「日本近現代史における市民の刑事司法参加」 第2セッション 11月7日(土) 14:00 - 17:00 「刑事司法参加の機能-市民参加が刑事司法にもたらすもの-」 後藤昭「刑事司法における裁判員制度の機能-裁判員は刑事裁判に何をもたらすか-」 安元河「刑事司法の中での国民参与裁判制度の機能」 韓玉勝「中国陪審制の運用実態」 懇親会 17:30 - マーキュリータワー内マーキュリーホール 第3セッション 11月8日(日) 9:30 - 12:30 「刑事司法参加の政治哲学―市民参加の思想と憲法的位置―」 宍戸常寿「国民の司法参加の理念と裁判員制度-憲法学の観点から-」 呉姃真「国民参与裁判制度の政治哲学」 韓大元「中国陪審制の憲法的基礎」 第4セッション 11月8日(日) 14:00 - 17:00 「法文化としての刑事司法参加―市民の意識と法律家の意識」 青木人志「法文化としての刑事司法参加」 韓寅燮「法文化の中の国民参与裁判制度」 朱景文「中国陪審制の民衆的基礎」 報告者紹介 村岡啓一(一橋大学大学院法学研究科教授・刑事法) 閔永盛(釜山大学校法学専門大学院教授・刑事法) 陳衛東(中国人民大学法学院教授・刑事法) 出口雄一(桐蔭横浜大学法学部准教授・日本法制史) 後藤昭(一橋大学大学院法学研究科教授・刑事法) 安元河(釜山大学校法学専門大学院教授・刑事法) 韓玉勝(中国人民大学法学院教授・刑事法・北京市懐柔区人民検察院副検察長) 宍戸常寿(一橋大学大学院法学研究科准教授・憲法) 呉姃真(釜山大学校法学専門大学院教授・基礎法) 韓大元(中国人民大学法学院院長・同教授・憲法) 青木人志(一橋大学大学院法学研究科教授・比較法文化) 韓寅燮(ソウル大学校法学専門大学院教授・刑事法) 朱景文(中国人民大学法学院教授・法理学)
問合せ先: 一橋大学大学院法学研究科 基礎法刑事法研究室 郵便番号186-8602 東京都国立市中2-1 Tel:042-580-8617, Fax:042-580-8749, e-mail: cj00029@srv.cc.hit-u.ac.jp 交通機関: JR中央線国立駅から徒歩7分, JRJR南武線谷保駅から徒歩12分
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〒186-8601 東京都国立市中2-1