2026 年度⼊試(2025 年度実施)以降の⼤学院法学研究科法学・国際関係専攻修⼠課程⼊学試験の制度変更について

2026 年度⼊試(2025 年度実施)以降の⼤学院法学研究科法学・国際関係専攻修⼠課程⼊学試験の制度変更について

 

2025年3月28日

一橋大学大学院法学研究科

 

 

 本研究科では、近年の⼊学志願者の傾向を踏まえ、より多面的・総合的な評価を実現し、より多くの方に受験いただく事を目指して、2026年度⼊試(2025年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻修士課程入試について、下記のとおり変更します。

 

 

  1. 一般選抜(冬季募集)の新設:

 従来夏季に実施していた一般選抜に加えて、冬季募集を新設します。これにより、国籍・実務経験等を問わず、すべての出願資格者が受験可能な一般選抜の機会が増えることになります。なお、一般選抜(冬季募集)では筆記試験を実施せず、出願書類として提出する学士課程論文(等)を選考資料とした書類選考(第一次試験)と、オンラインでの口述試験(第二次試験)により合否を判断します。なお、夏季募集(従来の一般選抜)で不合格となった場合でも、以降の入試(冬季募集、外国人選抜等)に再出願することを妨げません。

 

  1. 外国人特別選考における「社会科学の基礎学力をためす論文試験(日本語)」および第一次試験免除制度の廃止:

 審査スケジュールの短縮による受験負担軽減を目的とし、これまで第一次試験で課していた「社会科学の基礎学力をためす論文試験(日本語)」を廃止します。これまで当該論文試験で評価していた「知識・技能」及び「思考力・判断力・表現力等の能力」については、日本語能力試験(N1)のスコアおよび「専攻科目に関する論文試験(日本語)」を含む他の選考資料を用いて総合的に判断します。

 また、同様の目的により修士課程外国人特別選考の第一次試験免除制度を廃止します。入学試験をオンラインで完結させることを希望する出願希望者は、従来通り実施する一般選抜(夏季募集)および新設の一般選抜(冬季募集)のいずれかに出願することで、試験場に来ることなく全ての試験を受けることができます。(夏季募集においてはライティング・サンプルの提出による第一次試験免除制度の申請が必要です。)

 

  1. 入試スケジュールの変更:

 夏季入試、冬季入試の間隔を十分に空けるため、これまで9月に実施していた一般選抜(夏季募集)を前倒しして実施します。また、合格者の入学手続き(特に外国人留学生の在留資格手続き)の早期化の為、外国人選抜についても前倒して実施予定です。

 

以上