2025年度⼊試(2024年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻博士後期課程入学試験の制度変更について

2025年度入試(2024年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻博士後期課程入学試験の制度変更について

2023年11月9日

一橋大学大学院法学研究科

 

本研究科では、近年の⼊学志願者の傾向およびパンデミック等への対応を踏まえ、より多面的・総合的な評価を実現し、受験負担を軽減するため、2025年度試(2024年度実施)以降の大学院法学研究科法学・国際関係専攻博士後期課程入学試験について、下記のとおり変更します。

  1. オンライン口述試験の導入:すべての博士後期課程入試について、第2次試験で実施してきた一橋大学キャンパスでの対面による口述試験を廃止し、オンラインでの口述試験に改めます。
  2. 教場での外国語試験の廃止:すべての博士後期課程入試について、第1次試験(一橋大学キャンパスでの教場筆記試験)において実施してきた外国語試験を廃止します。
  3. 論文執筆言語要件・研究用外国語要件の導入:上記2を踏まえ、新たに「論文執筆言語要件」と「研究用外国語要件」を導入します。但し、「一橋大学法学研究科修士課程法学・国際関係専攻からの進学」を希望する出願者は、これらの要件の適用外となり、下記A、B、Cを満たす必要はありません。
    1. 論文執筆言語要件:志願者が博士論文執筆の際に使用する言語について、外部語学試験の結果の提出を求めます。論文執筆言語は、原則として日本語です。但し、一部の専攻科目では、英語での論文執筆を認める場合があります。また、論文執筆言語が出願者の母語の場合、外部語学試験結果の提出は不要です。
    2. 研究用外国語要件:日本語、英語、独語、仏語、中語のうち、出願者の母語ではない言語ひとつ(以上)について、外部語学試験結果の提出を求めます。但し、一部の専攻科目では、その科目の性質を踏まえ、特定の言語を指定する場合があります。「研究者養成コース」志願者については、CEFR B2相当以上の結果が必要です。「応用研究コース」志願者についても、原則としてCEFR B2相当以上の結果が必要ですが、これに満たない場合でも、他の出願書類や口述試験の内容から総合的に合否を判断する場合があります。
    3. 外部語学試験結果の提出:上記A、Bを踏まえ、従来の出願書類に加えて、過去2年以内の外部語学試験の試験結果の提出を求めます。論文執筆言語要件・研究用外国語要件を満たすため、必要に応じて、出願時に以下からひとつ以上の試験結果を選択して提出してください。
      • 日本語:日本語能力試験(JLPT)の試験結果のコピー
      • 英語: TOEFLまたはIELTSの試験結果のコピー
      • 独語:TestDaFまたはゲーテ・ドイツ語検定試験の試験結果のコピー
      • 仏語:DELF(フランス語学力資格試験)/DALF(フランス語上級学力資格試験)またはTCF(フランス語学力テスト)の試験結果のコピー
      • 中国語:HSK(中国漢語水平考試)または中国語検定試験(中検)の試験結果のコピー

注)上記以外の外部語学試験結果でも提出を受け付ける場合があります。ただし、次の語学試験は対象外です:TOEIC、実用英語技能検定(英検)、実用フランス語技能検定試験(仏検)、ドイツ語技能検定試験(独検)

 

  1. 秋季入学試験合格者の論文執筆言語について:博士後期課程進学(秋季入学)、博士後期課程編入学(秋季入学)のいずれかに出願する場合は、入学後、博士論文を英語で執筆することが求められます。

 

以上の変更の結果、出願書類の提出後、博士後期課程入学試験はオンラインで完結することとなります。

 

以上