ダブルディグリー・プログラム(派遣)修了生が、アジア経済研究所にご就職されました。

ダブルディグリー・プログラム(派遣)修了生が、アジア経済研究所にご就職されました。

 法学研究科ダブルディグリー・プログラムを修了し、2020年に一橋大学から、2021年には中国人民大学から修士学位を授与された山田浩成さんが、2022年4月、「JETRO アジア経済研究所」にテニュア研究員として採用されました。
 山田さんは現在、一橋大学の博士後期課程に在籍し、社会人として活躍しつつ自身の研究活動を続けられています。

 

https://www.ide.go.jp/Japanese/Researchers/yamada_kosei.html

 

アジア経済研究所へのご就職にあたり、山田さんからコメントをいただきました。

 

【DDプログラムが今回の人事採用にどう役立ちましたか?】

 私が採用されたJETRO アジア経済研究所の地域研究職では、新興国・発展途上国について、対象国の言語を習得し、社会科学の方法を用いて調査・研究を行う人材を求めています。DDプログラムでは、日本と中国の大学院で法学研究の方法を学びつつ、中国語に磨きをかけ、それらを活かして論文を執筆するという経験をさせてもらいました。この点が研究所の求める人物像にピッタリと当てはまったのではないかと思います。

 

【山田さんの将来のビジョンを教えてください】

 現在は中国法研究の一部門として環境法を研究していますが、将来は何か大きめの枠組みを構えて、その中に中国を置くような研究へと発展させたいです。アジア経済研究所には候補となる様々な枠組みでの研究が蓄積されているので、まずはしっかり吸収していきたいと思っています。

 

【後輩に向けてアドバイスや励ましの言葉をお願いします】

 どのような進路を目指す方にとっても、ダブルディグリー・プログラムは、他の人にはない何かを身に着ける道筋になってくれるはずです。大学院進学や留学は、最初の一歩が重いと感じるかもしれませんが、重みがあるからこそ得られるものは大きいと信じて踏み出してみてください。

 

 

さらなるご活躍を期待しています!

 

 一橋大学大学院法学研究科は、海外の名門大学(中国人民大学、国立台湾大学、ルーヴェン・カトリック大学)とのダブルディグリー・プログラムを積極的に支援しています。

皆様からのご応募をお待ちしています。

 

◇詳細はこちら
修士ダブルディグリー・プログラム https://www.law.hit-u.ac.jp/graduate/dd/