国立台北大学法律学院一行が本学を訪問しました

国立台北大学法律学院一行が本学を訪問しました

 

国立台北大学法律学院の杜怡靜副教授、戴瑀如副教授及び同大学の学部生・大学院生等19人が、6月26日(木)の午後、本学国立キャンパスを訪問しました。今回の来学は、かつて一橋大学大学院法学研究科に留学し博士号を取得した杜副教授と本学の青木人志法学研究科長の企画により実現しました。

 

国立キャンパスを訪れた一行は、青木法学研究科長への表敬挨拶、本庄武教授の「刑法」の講義の聴講、兼松講堂・附属図書館の見学を行った後、マーキュリータワーと東プラザで本学法学部学生との交流会・懇親会を行いました。

 

交流会には、青木法学研究科長のほか本学の但見亮法学研究科准教授、青木ゼミ・但見ゼミに所属する本学法学部生14名、さらには本学に滞在中の侯岳宏国立台北大学法律学院副教授、同大からの交流学生も参加しました。まずは両大学について相互に紹介を行った後、国立台北大学の張琍威さんが台湾で試行されている「人民観審制」について、一橋大学の齋藤詩織さんと尾﨑すみれさん(ともに法学部3年)が日本の「裁判員制度」について、それぞれ発表し、活発な質疑応答がなされました。

 

その後の懇親会では、両大学の学生が4つのテーブルに分かれて交流を深め、さらには両大学の教員を学生が囲んでいくつも交流の輪ができました。国立台北大学の杜副教授からは、「国立台北大学から一橋大学に、そして、一橋大学から国立台北大学に相互に留学する学生が増えることを期待します。」という挨拶がありました。すぐに打ち解けた学生たちも、日本語・英語・中国語が飛び交う賑やかな空気の中で楽しく語り合い、名残を惜しみながらの閉会となりました。