第1回プロジェクト研究会

20071012日(金)

14:40/一橋大学マーキュリータワー3502

報告者・論題

 

浦上清(浦上アジア経営研究所代表/

一橋大学大学院法学研究科付属日本法国際研究教育センター客員教授)

「中国労働契約法の意義を考える」

※「法継受・共通法研究会」との共催

 

 

 ■ 概要

 

浦上清「中国労働契約法の意義を考える」

報告要旨:

 ①20076月、中国で労働契約法が制定された。この法律の立法過程では公聴活動が行われるなど立法作業は慎重な姿勢で進められた。

②中国の飛躍的な経済拡大の背後には農村出身の出稼ぎ労働者など社会的弱者としての労働者の存在がある。中国の労働契約法はこのような労働者の合法的な権益を守り、良好な労働関係の秩序を構築することを大きな目的として制定された。

③労働契約法は200811日に施行される。この機会に、中国で事業を行う日本企業も人事、労務の領域で新しい法律に基づく実務対応の強化を図ると同時に、人材戦略を見直し、新しい時代への対応を行うべきである。

 

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