一橋大学大学院法学研究科法学部

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平成30年度法学部講演会を開催しました。(平成30年5月1日)

 平成30年5月1日(火)に、法学部講演会「刑事弁護はなにを『護る』のか」を開催しました。

 本年度は、教室での学びと社会とが「つながっている」ことを実感できる機会を作ろうとの趣旨から、本学法学部(葛野ゼミ)をご卒業後、本学法科大学院に進学し、修了後、司法修習を経て、現在、立川フォートレス法律事務所に所属されている船戸暖弁護士をお招きし、なぜ法律家を目指したのか、裁判官や検察官ではなく、なぜ弁護士になったのか、弁護士の仕事はどのようなものか、とくに熱心に取り組まれている刑事弁護の魅力は何かなど、担当された具体的事件にも触れながら、ご講演いただきました。船戸弁護士は、弁護士になって1年数か月という短期間で、40件以上の刑事事件を担当されたとのことで、200人近い参加者が、話しに熱心に聞き入っていました。

 ご講演の後、学生との質疑応答の際、「薬物濫用は、『犯罪』として処罰するよりも、『治療』と社会の受け皿が必要なのでは?」との質問に対し、船戸弁護士は、「たしかにそう。しかし、現在は処罰優先。君たちが将来法律家や研究者になって、法と実務を変える力となってほしい。」と答えられたのが印象的でした。

写真1 船戸暖弁護士の講演の様子
 

写真2 会場の様子