概要

一橋大学大学院法学研究科副専攻「EU研究共同プログラム」

 一橋大学大学院では、2013年度から、副専攻として履修することができる研究科横断プログラムとして、法学研究科に「EU研究共同プログラム」を開設することになりました。この副専攻プログラムは、すべての研究科の修士課程、博士後期課程及び専門職学位課程に在籍する学生に開かれており、プログラムを修了した者には修了証が授与されます。

 

 EU研究共同プログラムは、各自が専門分野の研究を進めると同時に、社会科学的な分析スキルの向上に努め、分野横断的にヨーロッパ研究の視野を広げ、またそれらを英語で発信するスキルを修得することを目標としています。
 必修科目の「EUワークショップ」では、法学研究科、経営管理研究科、経済学研究科及び社会学研究科からなる4名の教員が共同でゼミ形式の指導を行います。また、外国人講師による、必修科目の「EU Research Skills I 及びII」と選択必修科目「European Studies I~III」等を履修することにより、EU・ヨーロッパに関することを学ぶと同時に英語で発信できる能力を身につけられるようなプログラムを組んでいます。

 

 このプログラムの履修のために追加履修しなければならない科目を「EUワークショップ」を除きすべてを英語で実施される科目に設定することも可能です。また、選択必修科目は各研究科に2科目以上設定していますので、過剰な負担なくこのプログラムを履修できるようになっています。さらに、必修科目を他の講義の設置されない水曜日の午後に設定するなど、それぞれの専門科目と重複することなくこのプログラムが容易に履修できるようにカリキュラムに工夫がなされています。ぜひ、このEU研究共同プログラムを履修して、それぞれの研究やキャリア・アップにつなげてください。

 

 詳細は、4月に配布予定の募集要項をご覧ください。

 

 問合せ先:法学研究科事務室(law-km.g@ad.hit-u.ac.jp)